王滝100km

2007-06-03昨日の御嶽HCで全力を出し切らなかった理由は、2日連続でレースだから。しかも本日は林道100kmだ。もう上ったり下ったりをひたすら繰り返すのだからタイヘンなことこの上ない。
毎度のように朝3時半起床。4時半に会場入りして、6時スタートだ。
しばらく舗装路を移動した後、オフロードへと入るのだが、やはり疲れは残っているようで脚が重い。心拍も165bpmまでしか上がらない。おまけに、例年以上に路面が荒れているようで、コーナーで滑りやすいことこの上ない。神経を遣わされる

王滝SDA(セルフ・ディスカバリー・アドベンチャー)100kmには、途中3箇所にCP(チェックポイント)が設けられていて、その通過タイムがペース配分におけるひとつの目安になっているのだが、37km地点にある第1CPを2時間18分でクリア。例年2時間20分台なので、心拍こそ上がらないがペースはいつもよりやや速いことが判明して安心する。ということで、焦らず165bpmキープで走ることにしよう。
そんなさなか、45km地点で痛恨の落車。ハイスピードで前輪スライディング。リカバリー出来ず。路面に打ち付けられてヘルメット粉砕。ウエアは破け、身体のアチコチから流血。ハンドルは明後日の方向を向き、フレームも凹んでいる。。。
うぅ、やっちまった。
携帯工具でとりあえずバイクを動くように直して、再び走り始める。
転倒時にリアディレーラーのハンガーが歪んでしまったようで、変速の調子がスコブル悪い。ペダルを強く踏み込むと歯跳びするし、ストレスフルだ。
何より一度切れた緊張感とペースを取り戻すのはタイヘンだ。とにかく前を追うのだが、チラチラと見え隠れする前走者にもなかなか追いつけない。痛いし苦しいしどうしたモノだろう。
そんな中、モチベーションを上げるのに大きく役立ったのが各通過地点のタイムだ。中間地点を2時間55分、67km地点の第2CPを3時間55分というのは、今までで最高のタイム。そして、ほぼ予定通りの時間だ。よっしゃ、痛いけど、変速の調子悪いけど、このまま走りきったる。
うりゃーっと頑張ったところで、心拍は相変わらず160台中盤をウロウロとしかしてくれないが、それでも例年よりも1枚重いギヤを使うことができ、終盤に落ちがちなペースをこらえることができた。
そして待っていた最後の下り。上りで遙か上方に見えていた前走者2人は、必ずここでパスする……と意気込んで攻めまくると、おっし、とりあえず1人目見えた~! ターゲットロックオン! どのラインで抜こうか!?
……というところで、痛恨のパンク。。。しょぼぼーん。急いで直してボチボチのペースで下ってゴール。それでも5時間48分と、なかなかのリザルトを残せた。とりあえず、周囲の近しい知人(松本駿と鈴木雷太を除く)にも勝てたしね。
毎度のことながら、100kmを走ると課題や新たに発見したことも多い。もちろん前日のヒルクライムもだ。そういう意味では収穫のある2日間であった。
そんな課題や収穫は、また日を改めて書こうと思う。
ちなみに写真は男子100kmの総合表彰。優勝は4時間51分(!)の松本駿。2位初参加の鈴木雷太。来年はオイラも5時間半ぐらいで走れるようになりたい。
(CUB)

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