6月8日

040608 日々様々な郵便物が届くのだが、これもそんな中のひとつ。なんでも世界初の2WDを謳ったMTBの案内だそうです。世界初…? 以前もあったような…。
でもって、クレジットに某大学の名前が書いてあったので、思わず見てしまったのだが…。まぁ予想通りシロモノでした。
自転車の2WDを考える前に、クルマの4WDを考えてみたい。そもそも、4輪が駆動力を発生させる必要があるのか? そりゃ、悪路での走破性は優れてい るし、極限状況でのトルク伝達はいいだろう。しかし、あの機能を必要としている人は何%いるのだ? 雪国に住んでいる人、ごく一部のオフロード愛好者&走 り屋、極端に重い荷物を積む人…そんなところだろうか? オイラもしばしば林道を走る機会はあるし、冬になればゲレンデへ行くけれど、FFで十分だ。必要 のない機構が載っていれば、重くなって普段の燃費が悪くなるだけだろう。
で、自転車の2WDはというと、やっぱりウリ文句が「階段を上れます」とか「砂地を走れます」とか「雪道でも横滑りしません」といったカンジであった (笑)。おいおい、普通の人はそんなところ走らないんだけど…。だいたいスポーツ性もウリにしているのに、ホイールが外しにくそうだ。
技術者・開発者の典型的なマスターベーションによって作られた製品は少なくない。どんなに優れていてもニーズがなければ消えゆくのみだ。ということで、コレもやはり日の目を見ることはなさそうな自転車であった。
http://SHESCO.CO.JP/

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