普段一番よく使っているペダルはタイムだ、なぜかというと…。そんなことを月刊某誌に書くこともあって、内部構造の確認がてらATACチタンカーボンをオーバーホール。ほぼ3年使ったが、動きはスムーズ。ガタもない。その理由は分解すると分かるというもの。
タイムペダルは、根元部分に大口径のカートリッジベアリングが厚入されている。チタンシャフトの先端には鏡面仕上げされた鋼材が厚入されていて、それをニードルベアリングが支える仕様だ。これじゃガタも出ようがない。たとえ圧入部にガタが出たとしても、回転のスムーズさを阻害する力は働かないだろう。そういう観点からオイラ的に判断すると、シマノのSPD(MTB用)はツーベース。クランクブロス・エッグビーターはサードゴロ。M2レーサーはピッチャーゴロ、ってところだ。15日の続きじゃないけれど、やっぱりタイムは素晴らしいと再確認しつつ、グリスを塗り直して組み付け、ホームベースを踏んだ次第である(なんのこっちゃ)。