9月4日

030904 リッチーSTのクランク周りを組み付ける。旧フレームはチェーンステーに“潰し”を入れてもらっていたから、デュラエースのトリプルクランクがそのまま装着できたけれど、コイツはそういうワケにはいかない。インナーとチェーンステーとが干渉してしまうのだ。
 ということで苦肉の策。BBの右ワン部分に2.5mmのスペーサー(黒いところです)を装着することにした。このままだと左側のロックリング(シマノ流表現だと“アダプター”)がしっかりと装着できないので、73mmBB(ちなみにグレードはデオーレXTのBB-ES71)用の長いアダプターを流用。リッチーのBBシェルは68mmなので、この組み合わせなら右側に2.5mmのスペーサーを噛ませても、BBがしっかり固定できるのだ。
 このスペーサー追加により、インナーの歯先とチェーンステーとのクリアランスは、芸術的とも言える0.5mm強を確保できた。絶妙ながら、なんとかデュラクランクが装着できそうだ。
 さて、こんなことをすると「左クランクが内側に2.5mm入り込んでしまうのではないか」というご指摘を受けそうだが、実はそのとおりなのである。乗車すると、右足が外に出て、左足は内に入ってしまう。左右非対称のアンバランスな状態でペダルを踏むことになるので、身体の方の負担が増えそうだ。まさ、その問題に関しては色々と秘策を考えているのでまたそのうち…。

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