7月19日

030719 久々にシマノの八ヶ岳バイカーズフェスティバルに参加だ。前回出たのはまだ会場がリエックスのときだから5、6年前ぐらいになるだろうか。出場するのはそのときと同じ4時間エンデューロです。ということで朝5時に出発! のはずが、寝坊してしまい5時過ぎに玄関の呼び鈴で起床(失礼しました)。
 そんなこともありましたが、8時半に会場のキッツメドウススキー場に到着。しかーし…辺りはガスで真っ白。さっそく駐車場で出会ったモガジイ(シマノのオフィシャルカメラマンで来ていたのだという)は、「あまりに白くて写真が撮れないから仕事にならないよ」とぼやいていた。そして寒いのなんの…。気温は 12°らしい。参加賞のウチワが空しいぜ。そんな中、チームメイトのS氏はというと、到着早々ビールを飲んでいる。オイオイ、ざけんなよ!!
 で、4時間エンデューロは13時スタートだ。相変わらずの霧の中、オイラが第一走者を務める。所々の登りでバイクを降りて押さなくてはならないが、なかなか楽しいコースレイアウトだ。でも下りが超スリッピーで、実際にコースのあちこちで突然真横を向いて止まる(そしてときには転んでいる)ライダーが続出。初心者スノーボーダーばかりがいるゲレンデのような状況だ。
 さてオイラは1周13分弱でラップを刻んで、3周でS氏に交代。「3周行きます!」と勢いよく飛び出していったものの、2周で「脚が攣りました」と帰って来やがった。オイラは、先程でコースを把握して身体が暖まったこともあって5周をこなす。とはいっても、ギアにドロと草が詰まりまくって入るギアが限られてしまう。フロントはセンターに固定、リアはロー側のみしか使えない。そんなこともあって上りで押す区間が増えてゆく。トータル10周が終わった時点で 2時間経過。場内放送によると、暫定順位は5位らしい。
 その後、S氏が3周、オイラが3周して、再びS氏に交代。残り時間は20分だ。もうこのころになるとコースが掘り返されて、どこもかしこもヌタヌタ。下りでもペダルを踏んでいないと失速してしまうのだ。女の子なんかは、せっかくの下りも押している状況だから可哀想だ。ラップタイプも軒並み落ちて、一周 16分以上かかってしまう。
 さて結果はトータル18周で、2人クラス6位だった。ちなみに優勝したのはスワコレーシングの小坂正則さんのチーム。レース好きな人なら小坂さんのことはご存じかと思いますが、小坂さんは90年代初頭~中盤ぐらいにかけて、MTB全日本選手権やジャパンシリーズでトップ争いをしていた人です。耐久レースの楽しさのひとつは、こういうスゴイ人たちと同じカテゴリーで走れるってことでしょうね。まぁ、こっちがヒイヒイ言いながらノタノタ上っている横を、息を乱さずシャカシャカ走って行く様はもう笑うしかないのですが…。

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