6月25日

030624 雨降りの日はあまり人が来ないから、サスペンションのオーバーホールに向いている。手やら工具やら床やら、そこら中がオイルまみれになるので、途中で「パンク修理お願いします」などと近所のオバチャン…もとい“淑女”に言われても、サスの作業を中断するのが大変なのだ。
 さてこのロックショックスSID、富士見パノラマをロックアウトしたまま下ってしまったようなのだ。で、待ち受けていた結果はというと…度重なる大きな衝撃によってサスオイルが内部のカートリッジから漏れてしまい、ロックが利かなくなってスカスカ状態に。ロックショックスのロックアウト機構“クライムイットコントロール”は、ダンパーカートリッジにエアが入り込むとすぐにロックが効かなくなってしまうからやっかいなんですよねぇ。
 ところでロックアウトって、ついつい解除するのを忘れてしまいがちだと思いませんか? 舗装路で上って、オフロードを下るときなんかは特に陥りやすい。坂をハァハァいいながらピークに着くと、意識がもうろうとしているもんだからロックアウトレバーの操作を忘れてしまうんですよね。で、下り始めて「あれ、なんだかおかしいぞ」ってことになるわけなのだが、時すでに遅し。下りでスピードが乗るからバイクは暴れ出して、とてもじゃないけどハンドルから手を放せない。それがレース中だったりするともう大変な騒ぎ(自分の心の中でだけだけど)なワケです。わざわざ止まるのは時間のロスだし、かといってサスをロックさせたままだとバイクが暴れて大変だし。先日、某XCエリートライダーと話をしたら、やっぱり彼らでもやってしまうそうです。ふふふ、オレだけじゃなかった…と一安心!?
 このSIDは、オーバーホール作業によって完全に復活。よかったよかった。ついでにシール類も一新です(というか、もう寿命でした)。あー、オイラのサイロもそろそろオーバーホールしないといけないんだけれどな…と思いつつ、自分のは面倒くさくてなかなか手が着かないのであります。

関連記事

最近の記事 おすすめ記事
PAGE TOP