4月20日

030420 作業場の隅の方に旋盤が置いてある。たま~に、「コレ何に使うんですか」と聞かれます。まぁ、動かすのは月に1、2回程度だから切削現場を目撃されることは少ないし、そもそもこの機械がどういう働きをするかをするかご存じないかたも多いことでしょう。
旋盤っていうのは金属などを丸く棒状に削る機械なんですね。棒を作るだけでなくて、その真ん中に穴を開けてパイプ状にしたり、ネジ山を作ったりもできます。おー、便利だ!(って思う人はすごく少数派でしょうけど)
で、今回はリアサスの装着作業のために久々にスイッチオン。以前販売したMTBのリアサスユニットに不具合が出て、どうせならエアサスに…というワケで、FOXのフロートRを装着するのである。
ところがこのバイク、取り付け部の幅が特殊で、FOXにもそんなサイズのレデューサー(サスユニットの取り付け部分のパーツです)は用意されていない模様。そこで幅広のレデューサーの左右を1mm強づつ削って落とさなくてはならないのだ。
サスペンションの取り付け部にはとても高い精度が要求される。少しでも歪んだ状態で装着されていると動きが悪くなるだけでなく、オイル漏れやエア漏れの 原因にもなってしまう。だから金ノコと金ヤスリを手に作業したのでは、とてもではないが不可能なのである。
でも旋盤さえあればそんな工作も簡単にできてしまうのだ。ふふふっ。というように、この旋盤が作業場に置いてあるのはオイラの単なる自己満足ではない…ってことです。。

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