3月6日

030304 本日の朝刊にドーピングに関する記事が載っていましたね。種目によってばらつきがある違反罰則規定を統一しよう、統一コードを導入しない競技団体には五輪参加を認めない…ということが世界反ドーピング機関(WADA)によって認証された、って内容ですね。
でも、アメリカに行くとボディビルショップなんかでアナボリックステロイドに代表される筋肉増強剤を普通に売っているんですよね。そのほかにも麻黄や、 それこそ身近なところではカフェインの錠剤とか、たいていの競技でドーピング違反になる薬剤が簡単に手に入ります。
いくらトップがいい決定をしても、だれでも簡単にドーピングできるこの環境をどうにかしないと、抜本的な状況改善にはならないでしょうねぇ。それに日本 で言えば禁止薬物を簡単に知れる環境も必要ですよね。シドニーオリンピックでメダルを剥奪された新体操のラドゥカンも、かぜ薬に含まれていたエフェドリン が原因。周囲の人も含めてもっと知識が浸透していれば、あんなことにならなかっただろうに。
ところでドーピングが初めて使われた競技が自転車だってご存じでした? それと以来、イタチごっこが続いていますね。某有名ロード選手なんて、違反で捕 まっては、人気低下を危惧する競技連盟によって出場停止期間が短縮されたりして、はたから見ていると「なんだかなぁ」ってカンジですな。

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