2月●日

030200フォックスFORXのニューモデルが入荷した。TALAS(タラス)RL。そう、トレック・リキッドに付いているリアサスのフロント版なのだ。特徴は、左 トップキャップ部のダイヤルを回すと、80~125mmの範囲でストロークが自在に変わるということ。内部エチャンバーの大きさもストローク量に応じて変 わるため、エア圧の設定を変えるという煩わしさも不必要。今までもロックショックスのUターンなんかがあったけれど、それらは全てコイルスプリング式だっ た。タラスはそれをエアサスでやっているのだ。すごいぜFOX。普通のライダーって(自分も含めて)そんなにジャンプするワケじゃないし、下りでバカみた いに飛ばすわけでもない。だからコイルよりもエアの方が絶対にいいと思うのだ。ちなみにコイルとエアのそれぞれの特徴をおさらいしてみると
コイル式の○
プログレッシブ効果が少な目なので、ロングストロークにしたときにボトム付近まできちんと動かせる。戻り(伸び側)のスピードが速いので高速走行時の路面追従性がいい。
コイル式の×
重量が重くなりがち。柔らかく(もしくは硬く)するにはレートの異なるバネに入れ替えなくてはならないから面倒だ。金属のバネは使っているウチにヘタってくる。
エア式の○
プログレッシブ効果が高いので、ショートストローク時でも初期の動きを柔らかく設定できる。重量が軽い。ポンプ一本でどんな硬さにもできる。
エア式の×
戻りのスピードがやや遅いので本格的DHには不向き。値段が高い傾向にある。ってことですかね。フラットダートだったら80mm、シングルトラックの下り は100mmぐらい、富士見パノラマだったらもちろん125mmってカンジでしょうか。ということで結論。このタラスって究極のXC系フリーライドサスに なるんじゃないだろうか。

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