Archive for the ‘過去のオススメ日記’ Category

チェーンの洗い方

チェーンは消耗品です。
使用環境にもよりますが、だいたい3,000km〜6,000kmぐらいで寿命を迎えることが多いです。
各ピンのリンク部分が摩耗して、チェーンの全長が長くなってしまうんです(これを”チェーンが伸びる”と言います)。

伸びたチェーンは、変速不良を起こすだけでなく、ギヤ板(チェーンリングやスプロケット)の歯先を偏摩耗させてしまうんですよ。
だから伸びたままのチェーンを使い続けると、後々高い修理代を負担することになります。
チェーンだけでなく、前後のギヤ板も一緒に交換しなくてはなりませんからね。。。

ところで先ほど、『使用環境にもよりますが』と書きました。
チェーンが汚れていたり、油が切れている状態だと、摩耗が早くなります。
定期的に(もしくは汚れたら)洗浄→注油をするだけで、チェーンやギヤ板の寿命はグッと伸びます。
寿命問題に止まらず、綺麗なトランスミッション周りは、単純に走行中も気持ちいいですしね。

前置きが長くなってしまいました。
ということで、鏑木流のチェーンの洗い方を紹介しましょう。
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X-12(142mmThru)用アダプター

MTBのサスペンションフォークをより滑らかに作動させたい場合、大きな前提条件が剛性です。フォークがたわんでしまっては、まっすぐに沈み込むことが出来ず、常にどこかに無駄な力をかけながら動くことになってしまうのです。

この点においてこれまでの9mmQRフォークの不満を解消したのが、15mmQRスルーアクスル規格です。若干の重量増はあるものの、メリットのほうが大きいこの規格は、あっという間にメジャーになり、9mmQRを駆逐する勢い。お店でも特に理由がなければ15mmQRをお勧めしています。

そのリア版とも言えるのがX-12規格です。これまでの135mmエンド幅のドライブトレインの規格などは、いじらずにスルーアクスルにしたのが特徴です。で、その幅が142mmで12mm径なので、X-12とか142mmスルーと呼ばれています。
このシステムにより、ハブ側で強固に左右のスイングアームが接続されたことで、サスペンションがスムーズに動くようになりました。また、ほとんど重量増もないので、これまたメリットのほうが大きい、進歩した規格です。

そんな、X-12規格ですが、最大の弱点はローラー台にマウントが出来ないこと。張り出しが殆ど無いので、ローラー台に挟むことが出来ませんでした・・・。Specialized S-WorksにもラインナップされているのにBG FITが出来ないという、片手落ちというか、なんというか・・・。

それがやっと解消されました(前置きが長いですね~)。

写真のアダプターを使えば、固定ローラーにマウントできるようになります。価格も3,150円とリーズナブルです。
142mmをお使いのレーサーのかた、是非揃えてください!

ちなみにSpecializedが提唱している142+規格は、X-12規格を更に(勝手に!?)拡張。普通のX-12だとスプロケットの位置が135mmと同じのため、フレームとスプロケットの間に隙間が開いてしまうのですが、そのスペースがもったいないということで、変速に支障がない程度にスプロケットを外に出して、ハブのフランジ間を広げることでホイール剛性を上げるのに成功しているという理にかなったものです。
が・・・、勝手に拡張しているから142+とX-12だとスプロケットの付いている位置が違うので、ホイールとしては共用できるものの毎回、変速調整が必要になります。

アダプターは、特殊なフレーム(例えばTrek FuelEX)でないかぎり、どちらにも対応します。取り付けに不安がありましたが、現物はありますのでバイクをご持参のうえ、ご相談ください。

BB30やPF30にシマノクランクを入れる部品

なんかもう、近年のBBシェル規格というかサイズの乱立ぶりには目に余るモノがありますね。
キャノンデールがBB30を提唱して以来、アチコチから俺も俺もという状態。
誰か規格を統一して下さい……。

ざっと思いつくだけでも、
BB30(キャノンデールほか)
PF30(BB30のプレスフィット版。SRAM提唱)
BB86/BB91(シマノ提唱。シェル幅はロード用86mmとMTB用91mm。ジャイアントなど多数。通称”プレスフィットBB”)
BB90/BB95(トレックの上位機種。BB30同様、ベアリングを直に圧入する)
BBライト(BB30の左だけを延長した左右非対称なサイズ。サーベロ)
BB386(PF30のシェル幅を86mmに延長。FSAが提唱。BHが採用)

上記はいずれもベアリングを圧入する方式で、BBシェルの内壁自体は基本筒状態です。
このほかに内壁に雌ネジが切ってある従来方式(BSA68mmや73mm、ITA70mm)があるワケで、BBというかクランクを作るメーカーも大変だな、と人ごとながらに思ったり。

で、ここからが本題。 続きを読む »

FC-M785に関する一考察と勉強不足

XTR同様にダブル化されたXTのクランク、FC-M785。
近年、ハードコアライダーを中心にユーザーが増えている2×10スピードに対応した製品です。

このクランク、シマノによると
・XC&トレイルにフィットした2枚のコンビネーション
・変速性能の向上
・高い駆動効率
・スムーズなペダリング
・適正化された最新のQファクター
・クロスレシオ・ギアコンビネーションは、40-28T/38-26Tの2種類
ということです。

なるほどなるほど、魅力的な文言が並んでいますね。

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身長が低くても29erに乗れる

2011〜2012年シーズンを、29erバイクで走ると決意した大江良憲(2010年日本ナショナルランキング13位)。
彼の身長は 161cmです。
でもしっかりとしたポジションが実現されています。
もちろん29erに乗ることを優先させた”妥協ポジション”ではなく、100%納得のポジションです。

おそらく、身長160cm台の方で
「29erバイクに興味はあるけれど、満足なポジションが出るのか心配」
「29erは背の高い人の乗り物らしいから、自分には無理だろう」
などと思われている人も多いことでしょう。

しかし彼は「僕が乗れるということは、ほとんどの人が乗れますよ!」と言い切ります。
おそらく彼の存在は、背の低い方や女性にとって希望の光となるはず。

というこで、彼のバイクとポジションを簡単に紹介していきましょう。 続きを読む »

子供用150mmクランク加工

かつては「クランクは身長の1/10の長さ」なんて言われていました。今から四半世紀前ぐらいでしょうか。

実際、165〜180mmぐらいのクランク長が出ているワケで、アングロサクソンに代表される欧米自転車愛好家が多いエリアなら問題ないことでしょう。
しかし、彼らに比較すれば身長が低く、しかも同身長なら手足が短い傾向にある我々アジア圏の人間、さらに加えて子供となると、もはや「ちゃんとしたクランク」を用意するのは至難のワザです。

ということで、大人が使い終わった後のクランクを利用して、子供用クランクを製作しました。 続きを読む »

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