モノについての日記


2010年レースバイク組み立て開始(4)

2010 年 3 月 9 日

最終形。つまり完成です。ふふふ、やりました〜。

途中経過はこちらを参照→1回目2回目2.5?回目3回目

前回で、すでに減量しきった感のあるボクサー。言うなれば矢吹ジョーとの対戦を目前にした力石徹です。水を飲めないようにすべての蛇口を針金で縛り上げ、トマトをかじりながら体重が落ちるのを待つような状態? 限りなくゼロに近づいた体脂肪率を、いよいよゼロにするようなものかもしれません。ちょっとオーバーか。

さて最後にやり残していた作業その1。チェーンの交換です。

今回のメーンコンポーネントであるXXのチェーンは、REDと共通のスラムPC1070。中空ピンを使用した、標準的な10速用軽量チェーンです。重量は110コマで252g。これを交換します。

使うのは、全面的な窒化チタンの金色コーティングがまぶしいKMC社のX10SLチェーン。ピンはもちろん、プレートにも穴が空けられているのが特徴です。重量は同じ110コマで238g。

変速性能だけでいうなら、KMCよりおそらくシマノ・デュラチェーンが優れていると思います。ただしスラムと組み合わせるなら、最新のCN-7900よりも、CN-7800の方がいいでしょうね。CN-7900は、外プレートのエッジの角が取られて、79系デュラ専用にデザインされているからです。ちなみにKMC同様にプレート部の肉を抜いているCN-7900の実測重量は244g(110リンク)でした。

そして、変速ワイヤはシマノ・夢屋forデュラエースのYM-SP91へ。アウターを形作る鋼線ワイヤが、一部アルミ合金に置き換えられているので、軽量でしなやかなんです。ハンドリングやサスの動きが、さらにスムーズになるはず(効果はホンのわずかでしょうけど)。

さてさて。今回はフェザー級から、矢吹ジョーのいるバンタム級へと過酷な減量を強いられているので、余計なものは外して計測です。たとえば、スピードメーター用の磁石とか。で、その結果は……目方でドーン!

出ました! 8.62kg! SUB19とは行きませんでしたが、ジャストP19達成です! ぴたり賞でレッツゴー三匹も大盛り上がり!(←そんなことはありません)

今回の計測は走る仕様、つまりボトルケージとペダルを装着して測っています。一般的に自転車メーカーなどが「完成車重量」を表示する場合は、それらは外した状態での重量です。ペダルは、自転車によっては附属していませんし、そもそもスポーツ車では人によって使うペダルがそれぞれですから。

そのような両者を外した”ペダルレス”での計測だと8.43kgでした。30万円未満クラスのロードバイクなら、重量で真っ向勝負できますね。

ということで、今シーズンは基本的にこの仕様でレースを走りますよ〜。

投稿者: CUB
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BG-FIT中断・・・

2010 年 3 月 6 日

今までフィッティングをしていて、中断したことはなかったのですが、とうとう出てしまいました・・・。

乗車ポジションチェックをして、アセスメント。そして、いよいよポジションを変えようと思ったところ・・・シートマストが既に下限でもう下がらない・・・。
お客様は、最近トレックの1.2からMadoneに乗り換えをされた方でした。同じフレームサイズだから大丈夫だろうと購入されたそうです。
確かに、トレックの1シリーズとMadoneとは基本的に同じディメンションです。だけど、Madone5、6シリーズはシートポストを外から被せるシートマスト方式を採用しており、インテグレートシートポストとしては調整幅は大きいものの下限に関しては、限界があります。

ちなみにサドル位置は、股下だけでは決定できなくて、その人の上肢と下肢の長さによって決定されます。上肢が長ければその分サドルは後退させる必要があり、下肢が長ければ上に上がるわけです。このお客様もけっして脚が短いわけではなく、その比率がアジア人らしく上肢が長かっただけなんです。

購入時に気付いていれば・・・なんて思いますが、そんなことを今更言っても仕方がありません。

対応策としては、当初ヤグラをひっくり返して使えないかとも思ったのですが構造上ちょっと厳しそうですね。
25ミリぐらいは下げたいので最悪、「DoNotCut」と書いてあるフレームのマストを切って、さらにマストキャップをカットする必要がありそうです。とりあえずは、

  1. サドルを薄いものに替える
  2. ペダル(スピードプレイ)をスタックハイトの高いLOOKに替える
  3. S-Worksシューズをソールの厚いシューズに替える

ぐらいでしょうか。2と3はちょっと本末転倒な感もあるのでサドルだけでなんとかなれば一番いいのですが。

お客様には、とりあえずご購入されたお店にご相談していただくようにお願いして中断。なんだか、不完全燃焼なBG-FITになってしまいました・・・。

投稿者: しもまつ
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眼鏡仕様のアイウエア

2010 年 3 月 4 日

自転車ではアイウエアは必須です。速度が上がると、風圧や砂埃から目を守らなくてはなりませんから。ところが視力が悪い人にはなかなか困った問題。普通の眼鏡では、横からの風の巻き込みがすごくて、目を開けていられなくなります。コンタクトレンズではズレたり涙目になることもしばしば。かといってレーシックは受ける勇気が出ないし。

そんなわけでもっぱら度付きサングラス派なオイラなのですが、お願いしていた者がメガネナカジマさんから届きました。カーブの強いスポーツ用アイウエアのフレームに、度付きレンズを入れてもらったのです。風の巻き込みもなく、顔の動きに完全フィットでズレることもありません。装着感や視界の両面で違和感がないのです。

ちなみに一番上は、昨年作ってもらった調光レンズ(紫外線の強さで色の濃度が変わる)入りのオークリー。アスファルトの照り返しがまぶしくないのでロード用/中は今回クリアレンズを入れてもらったフルメタルフレーム。バネ蝶入りでラフに扱えるので悪コンディション時のMTB用/下はレームレスタイプ。軽量で装着感がいちばんいい。主にドライコンディション用。

上から見るとどれもこんなカンジになっています。一般の眼鏡に比べるとレンズ部分のアールが強く、顔面に沿うような形状。視界全体を覆ってくれるので、風の巻き込みがなく、同時に視覚情報も増えるのです。ちなみにオイラは顔があまりに左右非対称なので、もっぱら金属フレームをチョイス。セルフレームだと、レンズと顔との距離が左右で均等にならないですよ。

もちろん視力によっては対応できなかったりレンズに制限があると思いますので、詳しくはナカジマさんに相談してみて下さい。

投稿者: CUB
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限定特価!?

2010 年 3 月 2 日

ボーッとカタログ見ていて気付いた超特価品。
シマノの現行アルテグラのブレーキシューが何故かこの価格!

ゴムのみじゃなくて角度調整機能がついたフネが付いてですよ!

価格間違えなのか、戦略的価格なのか・・・。
デュラエースと同じ、ドライでもウェットでも有効なR55C3のゴムがついてですから旧アルテグラや105グレード以下のブレーキを使っている方は絶対買ったほうが良いですよ!

投稿者: しもまつ
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29インチのオススメ

2010 年 2 月 23 日

最近は幸せなことに29インチもかなり認知されてきており、その特性なども理解されてきました。

26インチとどう違うか?はここでは割愛しますが、一番気になるのが外周部の重さ。リムもタイヤも26インチに比べて1割程度は重くなります。影響は、一漕ぎ目が重くなる、ジャイロ効果が強くなるためコーナリング時にバイクがなかなか寝てくれない・・・といったことがおきます。

というわけで、外周部の軽いリムをオススメしています。

このZTR CREST29er(@11,340円)は、わずか380g。もう29だからといって重さを我慢する必要はありません。

そして、もう一つ気になるのが剛性。やはり大径化したことでスポーク長も長くなりますから、ヨレちゃうんです。なのでオススメスポークは、超軽量なDTレボリューションスポーク!・・・ではなく、スタンダードなバテッドスポークのDTコンペティションを3クロスで組むことです。実は、自分用にアメクラの軽量リムやこの前のモデルであるZTR355をレボリューションで組んだことがあったのですが・・・剛性が低くて、体重が57kgの僕が踏んでも「モッサリ」、曲がっても「ラインから外れる」ほどダメでした・・・。

この剛性、「オレはそんなに速く走らないから、必要ないよ」という方もいらっしゃると思うのですが、実はそうとはいえないのです。というのも、狙ったラインを通るためにも、ブレーキのパワーを路面に伝えるためにもある程度剛性があったほうが安全でスムーズ、そして何よりもキモチよく走れます。
よく誤解されますが、剛性が低い=乗り心地がいいわけではないんですよ。

更にハブは、出来ればラチェット数が多いハブを使うのがいいでしょう!
というのも、29インチだとラチェットが引っかかるまでの「スカっ」を結構感じます。なだらかなところ、例えば王滝なんかだと気にならないのですが、シングルトラックのスイッチバックなんかを登っていると非常に気になります。
ラチェットが多いハブは高額な物が多いですが、実は現行のXTR(M975)やXT(M775)もラチェット数が増えているんですね~。僕もXTRを使っています。ラチェット数が多い高価なハブは、ラチェットのフリクションが大きいものが多いですが、XTRはスムーズ!でストレスを感じないです。

というわけで、現状29インチ用には完組みではなく、手組みをオススメしていま~す。

投稿者: しもまつ
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2010年レースバイク組み立て開始(3)

2010 年 2 月 22 日

先日計測したら8.72kgだったトップフューエル号。左クランクとシートピラーを交換しました。

左クランクはスラム・レッドです。ロード用のスラム最高峰! GXP規格で作られていて、BB軸への取り付けはXXとコンパチブル。そんなわけで、右クランクXX+左クランクREDということになりました。クランク長は左右とも175mmです。

左クランクだけを交換した理由は、Qファクターを短くするためです。ロード用クランクの方がペダル取り付け位置が内側に入っているんですね。こうして上からの形状を見比べてみると分かります。XX(手で持っている方)が、BB取り付け部からグイッと外側に出ていますよね。その分だけペダルが外側になります。REDとの差は3mm程度ではありますが、これがけっこう重要だったりします。自分だけかもしれませんが。

ちなみにこの作業を見越して、右クランクは本来入れるべきBB軸へのスペーサーを薄い物にして、内側に入り込むようにしているのです。今回、左ペダルの取り付け位置が内側に入ったことで、ようやく左右対称になりました。

シートピラーは、ボントレガー・トリプルXライトカーボン。サドルをもう少し後方へ引きたいということで、5mmオフセットから20mmオフセットバージョンにしました。同時に短い185mm長にして、ほんの少しですが軽量化も実現。取り付けたところ、ピラーのリミットラインを微妙に越えてしまいましたが、このあたりは「自己責任」という言葉でお茶を濁しておきましょう。

さて、左クランクのRED化とシートピラーの短小化により、完成車実測重量は8.67kgに! それぞれ25gずつ、両方で50g軽くなったのです。しかし左クランクが27,300円、シートピラーが23,000円って……単純に「この50gを軽くするために約5万円を使った」と考えてしまうと、気が遠くなりそうです。実際にはポジションの問題も絡んでいるので、単純に重量比だけで部品を変えているのではないのですが。

sub19まであと一声のところまできました……が、正直なところこの先はなかなかキビシイですよ。今後のプランもなくはないのですが、すでにやり尽くした感がたっぷりなので、さらにあと50gを絞り出せるかは微妙な状勢です。

投稿者: CUB
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ティンバック2・クイッキー

2010 年 2 月 18 日

メッセンジャーバッグ最大手ティンバック2から、ラップトップPC用のバッグ”クイッキー”が発売され、早速入荷しました。自転車に乗るときだけでなく、日常用としても役立ちそうな仕上がりです。

サイズは、15インチ前後用のM(手前)と、17インチ前後用のL(奥)の2種類です。3枚パネルを使ったトリコロールが多いメッセンジャーバッグに比べてちょっと地味な雰囲気ですが、仕事での使用も考えるとこのぐらいシックな方がいいかもしれません。ショルダーベルトも附属します。

デリケートなPCを守るため、内張には軽量なスタッドフォームが張り込まれます。半球状の凸が外からの圧力や衝撃を緩和してくれます。

ポケットには電源や周辺機器類、CD/DVDなどの各種メディアが収納できます。両サイズとも5,250円です。

しかしティンバック2、メッセンジャーバッグにとどまらず精力的に新しい製品をリリースしていますね。

投稿者: CUB
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PDW

2010 年 2 月 17 日

北米でもっとも自転車に優しい街と言われるポートランド(オレゴン州)から、ちょっとユニークなパーツ類が届きました。緩い街乗りを意識したPDW(ポートランド・デザイン・ワークス)です。

パンダトリートは、竹で作られたグリップです。両側のアルミバンドでガッチリと止めるロックオンタイプなので着脱簡単。エンド側はクローズ式で、バイクを地面に横倒しにしても、竹が傷みにくいよう工夫されています。バンドのカラーは、シルバーとブラックの2色です。1ペア3,800円です。

ポコポンプは、名前の通り全長17cmの小さな携帯ポンプ。パンダトリートとおそろいの竹ハンドルが目を引きます。3,800円です。

ポコポンプのハンドルを引くと、ピストンを押し込むロッドが見えますが、なんと緑のアルマイト仕上げ。やはり竹をイメージしてのことでしょう。収納時には見えない部分だけに独創的なこだわりです。

スピードメタルは、内側のアルミバンドが40mm幅あるグリップ。握るとちょうど親指部分がこのメタル部分に来ます。なぜこんなデザインかというと……ちょうどこの部分ってシフトレバーがありますよね。変速するときは親指で操作するわけですが、その際の滑りが良くなるのです。グリップのゴムで引っかからないので、グローブの親指部分も傷みにくいはずです。レッド、ゴールド(以上アルマイト仕上げ)、ホワイト(パウダーコート仕上げ)の3色。1ペア3,500円です。

投稿者: CUB
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sub 19

2010 年 2 月 16 日

先日の三浦ツーリングでリアタイヤがパンクしたのですが、それを期にトップfuel号のタイヤを交換しました。スペシャライズド・ファストラックLKから、ノーチューブ・クロウです。

このタイヤは、ご覧の通りのセミスリックなので、ドライコンディションなどのハードパック(硬い路面)向けです。その後に出てきたレイブンよりも軽量な、実測390g。もちろんシーラントを使ってチューブレスで装着です。有効なシチュエーションは限られますが、この軽さは大きな魅力。

ついでにグリップも交換しました。ボントレガー・トリプルXライトグリップ。EVA(発泡ゴム)で、絶妙な握り心地。最近主流のクランプ固定ではありませんが、一般的なグリップの1/5程度の16g。

そんなわけで重量が8.72kgになりました。ここまで軽くなると、なんだか欲が出てきてしまいます。

かつて90年代にリッチーが”P”シリーズというのを展開していました。たとえば「P-22」だと22ポンド(9.98kg)。「P-21」だと21ポンド(9.53kg)。年を追うごとに数値は減っていたのですが、ここで行き詰まって「P-20」は登場当初「プロジェクト20」でした。つまり「20ポンド(9.07kg)を目指す」といったニュアンスでしょうか。

あれから10数年。このトップフューエルはさながら”プロジェクト19”の様相を呈してきてしまいましたね。目指せ19ポンド(8.62kg)みたいな。今風に表現するならサブ19とでも言うべきでしょうか。あと100g。タイヤをマキシス・マックスライト285にしてしまえば簡単なのですが……。

投稿者: CUB
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SWロードシューズ

2010 年 2 月 14 日

1月から使い始めたスペシャライズド・Sワークスロードシューズ。

それまでロードシューズに関してはシマノ製品を使っていましたが、一度スペシャライズドのシューズを使い始めてしまうと、どうにも他社シューズを履いたときの違和感がぬぐえません。その一番の要因は、ソールに付けられたカント角です。骨格に合わせて1.5度小指側が下げられているので、ペダリング時も膝のアライメントというか位置が安定します。そしてしっかりとアーチを支えてくれるインソールのおかげで、土踏まず部分の負担が軽減されます。

かつてJCRCのロードレースに熱心に出ていた頃、ゴールすると拇指球から土踏まずに掛けてが攣って仕方ありませんでした。当時はソールが真っ平らなシューズ(しかも”インソール”という概念もないころ)だったので、常に小指球(小指側の付け根部分です)でペダルを踏んでいたカンジでした。足の裏全体を使えていなかった……というか、一番力の入る拇指球から親指に掛けてがまるで機能していなかったのでしょうね。

あのころに今の知識や用品があったらな〜。

さてSワークスロードシューズ。従来はサイズ1刻みだったのが、2010年からは0.5刻みで用意されることが決定していたので、早く41.5サイズが輸入されないかと心待ちにしていたのですが、ようやく入荷したのでした。

二箇所のBOA(ダイヤル式のメカニカルクロージャー)によって、甲のゾーンごとにしっかりと締め付けられるだけでなく、重量も片足225gと超軽量です。シューズも、ホイールと同様に回転部分であることから、重量が軽いほどに動きが軽快になります。当然、ケイデンスが上がったときの脚の動きは軽やかになるわけです。

今JCRCロードに出たら、けっこういいところ行けるんじゃないかなー、なんて想像してみたりするわけです。でも……みんながこういった知識や用品を手にしていたら結局条件は同じ? だから結果は同じなのでしょうか。。。

投稿者: CUB
カテゴリー: モノ


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