乗り心地最強のドロップバー

 VR-CFロードバイクがかつて”ロードレーサー”と呼ばれていた頃は、『ロードは速く走れてナンボだ!』というカンジでした。
しかしユーザーが増えて、乗り方も多様化するにつれて、速度至上主義が崩れつつあります。というか崩れましたね。
とりわけ大手マスプロメーカーは、重量と転がりの軽さをキープしつつ乗り心地をいかに向上させるかという点に熱心で、その切磋琢磨はレース参加に興味のない一般ユーザーにとって、魅力的な製品作りをもたらしています。
ちょっとハナシがまどろっこしくなりましたが、ハンドルバーの紹介です。

ボントレガー・レースXライトISOゾーン
そもそもカーボンハンドルは、アルミ製に比べると明らかに乗り心地が良いのですが、加えて細かな振動をより積極的に吸収できるように、バーテープ下にフォームパッドを仕込めるのです。
通常、この手のパッドは握りが太くなってしまいます。しかしISOゾーンシリーズは、パッドをハンドルバーと統合的にデザインすることによって、通常の握り具合のまま、乗り心地だけが向上しているという優れもの。
ブルベに参加しているGOサンが、「去年の9月の大会がいまだに尾を引いていましてね、指先のシビレがとれないんですよ」ってことで、いやはや重傷ですな。。。ちょっと極端な例かもしれませんが、そういった振動に起因する痛み&シビレ対策には最強のハンドルバーと言えるでしょう。
手首や肩へのストレスが軽減され、神経や血流障害のダメージを抑えられるからです。
RXL_IsoZone VRsize
ちなみにボントレガーのハンドルバーは、エンド部分に向けて末広がりになっているフレアスタイル。
そして通常のコンパクト(CF)と、さらにリーチが近くなったショート(SF)があります。
ハンドル幅は、ともにブラケット部分での心心サイズになっています。

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