X-12(142mmThru)用アダプター

MTBのサスペンションフォークをより滑らかに作動させたい場合、大きな前提条件が剛性です。フォークがたわんでしまっては、まっすぐに沈み込むことが出来ず、常にどこかに無駄な力をかけながら動くことになってしまうのです。

この点においてこれまでの9mmQRフォークの不満を解消したのが、15mmQRスルーアクスル規格です。若干の重量増はあるものの、メリットのほうが大きいこの規格は、あっという間にメジャーになり、9mmQRを駆逐する勢い。お店でも特に理由がなければ15mmQRをお勧めしています。

そのリア版とも言えるのがX-12規格です。これまでの135mmエンド幅のドライブトレインの規格などは、いじらずにスルーアクスルにしたのが特徴です。で、その幅が142mmで12mm径なので、X-12とか142mmスルーと呼ばれています。
このシステムにより、ハブ側で強固に左右のスイングアームが接続されたことで、サスペンションがスムーズに動くようになりました。また、ほとんど重量増もないので、これまたメリットのほうが大きい、進歩した規格です。

そんな、X-12規格ですが、最大の弱点はローラー台にマウントが出来ないこと。張り出しが殆ど無いので、ローラー台に挟むことが出来ませんでした・・・。Specialized S-WorksにもラインナップされているのにBG FITが出来ないという、片手落ちというか、なんというか・・・。

それがやっと解消されました(前置きが長いですね~)。

写真のアダプターを使えば、固定ローラーにマウントできるようになります。価格も3,150円とリーズナブルです。
142mmをお使いのレーサーのかた、是非揃えてください!

ちなみにSpecializedが提唱している142+規格は、X-12規格を更に(勝手に!?)拡張。普通のX-12だとスプロケットの位置が135mmと同じのため、フレームとスプロケットの間に隙間が開いてしまうのですが、そのスペースがもったいないということで、変速に支障がない程度にスプロケットを外に出して、ハブのフランジ間を広げることでホイール剛性を上げるのに成功しているという理にかなったものです。
が・・・、勝手に拡張しているから142+とX-12だとスプロケットの付いている位置が違うので、ホイールとしては共用できるものの毎回、変速調整が必要になります。

アダプターは、特殊なフレーム(例えばTrek FuelEX)でないかぎり、どちらにも対応します。取り付けに不安がありましたが、現物はありますのでバイクをご持参のうえ、ご相談ください。

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