次期主力機のお話 その2


(c)Makoto.AYANO


その1に続きEPIC CARBON EVO R 29のお話しです。
フロントシングルの状態で走ってはみたものの、どうやっても押す時間が長くなりそう・・・29erだとトリプルのインナー22Tや24Tでも重いことだってあるんで、やっぱり無理です。
ということで導入したのは、スペシャライズドのS-Worksカーボンクランク。これだとスペシャライズドオリジナルの38T-24Tの29er向けのレーシングダブルチェーンリングが使えるからです。
そしてフロントメカはXTRを採用・・・なんだかここまでするんだったら最初から素直にS-WorksEPICを買ったほうが良かったんじゃないか?などと自問自答はしたりもしています・・・。
バイクそのもののインプレッションはまだまだセッティングが出来ているとは言えない状態ですが、「思ったよりもいいなぁ~」という感じ。バイクの中心に乗るのが基本ではあるんですが、それを外れてもバイク側が優しく元に戻してくれるような懐の深さがあります。これは下りだけでなく、上りでも感じられます。そしてBBハイトが低めなのでコーナリングも楽しい。また、剛性が高いおかげでハンドリングもいいし、サスペンションの動きもいい。
EPICにはオートロックアウト機構であるブレインショックがあるんですが、僕は否定的に今まで見てきました。というのは数年前まではロックのオンオフがどちらとも唐突な感じがあったから。年々チューニングが進み、FOXのユニットになってからはかなり自然になりました。
ネガティブなのは、やはり担ぎ。サドル下に肩を入れると170cmの身長じゃ、前輪が段差を擦ってしまうんですよね。あと、ちょうどよく持てるところがない。まぁ、これは無い物ねだりですけどね。
さて、このPD-M970を付けた状態で約11kg。10kg台前半ぐらいには持って行きたいなー。

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