泥レースでのブレーキに関する一考察

普段、MTBのブレーキはXTR(BR-M985)のレジンパッド仕様を使っています。
組み合わせるタイヤがセミスリックであることがほとんどのため、制動力の高いメタルパッドを使う必要がないといいますか、むしろレジンのマイルドなコントロール性の方がメリットがあるといいますか。
で、ちょっと前のハナシですが……。
泥レースとなった白馬J1でもレジンパッドを使っていました。
そして試走からレースまで2日間使い続けたリアが結果がご覧の通り。
あちゃちゃー。
実は前日の試走が終わった段階で残量半分。
こりゃヤバイなと薄々分かってはいたのですが、スペアのメタルパッドを忘れていたのです。
まずは『雨や泥では耐摩耗性に優れるメタルパッド』というのを実践しなくてはなりません。
そしてもうひとつ。
ブレーキキャリパー(パッド)に対する泥対策です。
ディスクブレーキは放熱のためにキャリパー外側が開放されているデザインが多いですが、ここからパッドやピストン部分へと雨&泥が入り込むんですね。
で、パッドの制動面に泥が付くと、パッドやローターの摩耗が早まってしまいます。
そこで、開放穴をガムテで塞いでおくと摩耗が抑えられるます。
ウエットではブレーキが熱トラブルを起こすこともありません。
当然、放熱フィン付きパッドだとガムテで塞げないので注意しましょう。
そんな『放熱ファンなしメタルパッド+ガムテ工作』が第二の対策です。
次回、雨のレースがあったら実践せねば。。。

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