全日本レースレポ(1)

年に一度、全日本チャンピオンを決めるレースが全日本選手権。
いつも出ているJシリーズが、シリーズを通してのナンバー1を決めるのに対して、全日本は一発勝負でナンバー1を決める大会です。
それぞれちょうど、ワールドカップ(シリーズ戦)と 世界選手権(一発勝負)に相当しています。
で、Jシリーズと全日本がもうひとつ異なる点はカテゴリー分けです。
Jシリーズが走力をベースとした「カテゴリー制」を敷いて、たとえば男子なら【スポーツ】→【エキスパート】→【エリート】という順にカテゴリーが上がっていくのに対して、全日本は「年齢別」。
いつものカテゴリーは取っ払って、
【ジュニア(17-18歳)】
【U23(19〜22歳)】
【シニアエリート(23歳以上)】
【マスター(30歳以上)】
ってカンジで、各年代でイチバン速い人を決めるんですね。
で、オイラがエントリーしたのはオッサンクラスのマスター。
ジュニアから5分遅れ、朝9:05スタートです。
と、その前にまずはウォームアップ。
夏の炎天下レースでの注意点は、心拍は上げつつ、体温の上がりすぎに注意するということですね。以下、いつものようにグダグダと敬称略にてレースレポートです。
  
ということでテントの下で掛け水をしながらローラー台を40分ほど。
そしてスタート20分前に選手招集へ向かおうとすると前輪がパンクしている!?!?
どうやら朝の試走でスローパンクさせてしまったようだ。
ムースのパンク修理剤を突っ込んで事なきを得たが、何事も準備がたいせつということか。
そして定刻通りにスタート。ナショナルランキング順の1列目から、上手くペダルをキャッチしてホールショットを決める。

前に誰もいないというのは気持ちいい〜!
もちろんそのまま行けるだけの力があるワケもなく、7番手で最初のシングルへ突入。

最初のシングル出口で、前走者のUNS平井が落車!
路面が乾燥しまくって土がパフパフになっているから、気を抜くと足元をすくわれるように転びかねないのか。
しかしその前を走っていたオダジーとの差が開く。

1周目終了直後のフィードで大失態。
オダジーと並走してしまいボトルを取り損ねる。
しかも自分が取れないだけでなく、オダジーの邪魔もしてしまう。
ライバルではあるものの、身内同士でつぶし合ってどうする。
早速伝令が飛んで、誰が誰からどこでボトルを取るかを確認。
しかし、そんなことはレース前にしっかりと打ち合わせをしておけ! という話だ。
 
レース中盤は、ノース北島、オダジーの背後にベタ付きで3〜5位争い。さらにオイラの後ろにはライズライドの祐一
ぬぉー、苦しいけれど楽しい。そういやみんな神奈川県民ですな。
結局、レース中盤平井さんに抜かれ、最終の4周目でオダジーに離され、5位でゴール。レース中は目障り極まりないライバルたちも、走り終われば良き中間。
勝っても負けてもお互いの健闘をたたえ合う。
つうか、競り合える人がいるからこそレースは楽しいのだ。
40歳代を対象とした「マスター40」ではオダジーに続いて2位となり、レース後に表彰される。でもやっぱ総合で表彰台に立ちたいな〜、なんて欲望は果てないのだ。

さて、前座的な自分のレースが終わったら、 着替えてレースを観戦です。
さぁさぁ、梨絵ちゃんとエース大江の走りはどんなもんじゃいな!?!?
〈つづく?〉

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