王滝sda(2)

今回の課題は 「下りで休む、上りで頑張る」 というもの。
下りはできるだけ漕がない。パンクさせない。サドルに座って休む。
そして上りはリズム良く。

このためタイヤの空気圧はいつもよりも高めの2.4barで、上り重視のセッティングです。

以下、レースレポートにて。

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6時スタート。先導車区間を流した後、林道に入ってレース開始! 毎度のことながらodj氏とともに進む。

すでにご存じの通り(かどうかは知りませんが)、我々二人はシーズンのチョー個人的シリーズ戦を展開中なのだ。過去2戦は1勝1敗。

5月 アドベンチャーin富士見(CUB2位/odj4位)
7月 MTB全日本選手権マスター(odj優勝!/CUB7位)

そして今日は第3戦。

さてさてレースは、やはり下りに入るとコーナーで前輪が滑るが、それも想定内。
無理にodj氏に付いていこうとせず、下りで離され上りで追い付きを繰り返す。そして30kmぐらいの地点で、前走者にベタ付きしていたodj氏がフロントパンク。ほんのちょっとしたオーバースピードがトラブルを招いてしまう。

「頑張って」 と一声掛けて先行する。

手元の時計で2時間10分ぐらいでCP1到着。
パワースポーツ滝川さんによると、トップ千田くん、2位竹谷さんで、彼らから8分遅れとのこと。
トイレ、補水、補給、サイスポ用の撮影をして、復帰。まだodj氏は来ていない様子。パンク修理に手こずっているか?

50km地点で2時間50分。

昔はペースダウンしていたCP2への上りもしっかりとこなして、3時間50分でCP2に到着。
ボトルにCCDドリンクを作り直し、トップテン、ベスパ、レッドブル(ミニボトル)の補給をして先へ。

CP3への下りも相変わらず攻められず。代わりに身体を休ませる。そろそろodj氏に追いつかれるかとも思うが、まだ来ない様子。

4時間37分、CP3に到着。再びボトルに水を詰めて先を急ぐ。
そこからの上りで一輪車で42kmクラスに参加している山下くんを発見。去年は残念ながらCPで足切り強制送還になってしまったのだ。

「CP通過、やっったなーーー!!! ゴールまで頑張れ!」

この辺から42kmの参加者が多くなり、抜くのに気を遣う。ラインを外したときにパンクさせないよう、慎重に慎重に。そしてループの激上りに備えて身体を休ませる。

5時間23分で分岐到着。ゼッケンにチェックを入れてもらい、いよいよループへ。

やはりループの上りはキツイ。斜度もさることながら路面が荒れているから抵抗が多い。基本インナー×ロー。

そして丹南の山根さんに抜かれる。CP2への上りではあんなに苦しそうにしていたのに、いつのまにか復活している。うがー、ついて行けない。ギヤが1枚違う感じ。 自分も頑張っているが、どうにもならない。

それでも分岐からちょうど1時間でループ激上りのピークへ到達。
まだodj氏は来ない?? これは勝ったか!?!?

ここから先は上りが1回のみ。だからいったん止まってタイヤの空気を抜く。ここからの下りは全て攻めるのだ。

再び本コースへ合流して下りをこなした後、いよいよ最後の上り。100kmのライダーを抜きながら、わずかに残った力を振り絞る!!!

さぁさぁ最終ピークが近づいて来たよ〜。

ここでちょっと後ろを振り返ると……。


キターーーーー!!


やはり一筋縄では行かない。 100km以上を走って、このタイミングで追いついてきたのは、やはりodj氏だった。

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