水源の森

今年の春は天候がイマイチ安定しません。先日、牧馬峠に行った際も、藤野・道志側から見る丹沢の北斜面が真っ白で、どこか雪国に来たかと見まごうほどでした。丹沢山地も、もっとも高い蛭ヶ岳(1672m)を筆頭として1,000m超の山や尾根が点在しますから、関東南部といえども冬は積雪があります。とはいえ、4月になっても山全体が白いというのはあり得ないのですが……。
さて本日はそんな丹沢の北サイド、山梨県の道志村へとやってきました。通常、道志川よりも南側が「丹沢山地」と理解されています。
そして道志川は横浜市の水源でもあります。道志村にはゴルフ場や工場がなく、村を貫く道志川は清流そのものです。その川の水が横浜市民の喉を潤してくれるのです。このように周辺自治体の協力もあり、神奈川県や横浜市は水資源に恵まれています。空梅雨で利根川・荒川水系が干上がり首都圏が水不足に陥っても、神奈川県に給水制限が敷かれることはまずありません。1年365日、美味しい水が供給され続けているのです。感謝感謝です。

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