J3浜松レースレポート

去る4月3日(土)、JCF・J3カテゴリーの「はままつMTB fes.」に参加してきました。付与ポイントの少ないJ3とはいえ、一応今年の開幕戦です。
昨年に引き続き、上から二番目のエキスパートクラスでのエントリー。今シーズンはこの「エキパポイント」をコンスタントに取得して年間上位25人に入り、2011シーズンを最上位の「エリートクラス」で走れるようにする、というのが目標になっています。
朝7時に会場入りしてコースを試走。砂浜沿いの防砂林内に特設された、フルフラットな超高速レイアウト。コーナー手前で若干減速する場所はあるものの、ローギヤを使うほどではないので、スプロケットを交換。

スラムXXの11〜36Tから、シマノ・デュラエース(CS-7900)の11〜28Tへ。同じ10速ながら、クロスレシオになる分だけ微妙なスピードの上げ下げに対応しやすくなります。

スタート2時間前の午前10時に食事をしてコーヒーを飲み、サプリメント類(ミネラル&ビタミン剤)を摂取。同1時間前の午前11時にウォームアップ開始。固定ローラーで足かけ45分間、全身に汗をかくまで身体を温めます。一時的に心拍を上げることで、心肺への高負荷を準備させるのと同時に、筋肉を暖めることは痙攣や怪我の防止にもなるのです。

12時に選手招集。ゼッケンがコールされます。開幕戦ということで昨年のランキング順。最前列。昨シーズンはこのスタート位置に泣かされましたから本当にありがたい! エキスパートは、スタートループ+6周。気合いを入れていきますよ〜。

そして12時10分スタート! 最初から全開。モータースポーツでも同様ですが、短中距離のレースではエンジンのプレヒートが重要なんです。集団のままアスファルトをこなし、3位でシングルへ突入。うっしゃー!
1人抜き、2位で1周目に突入。平地コーナーで後ろを振り向くと集団は一列棒状。そこからペースが上がると、先頭は自分を含めた4人の集団に絞られた模様。小さな逃げはあるものの、平地という地形と、一部強烈な向かい風のために決まらず、4周まで4人パックで展開。

5周目に入ろうとするとき、先頭を走っていた選手がフィードゾーンでボトルの受け渡しにミス。それをきっかけに先頭集団がバラけます。後ろを走っていたオイラもつられて失速。そのスキに、2人がスルリと横をすり抜けるようにダッシュ。もちろんオイラも追う……が、そもそも無酸素運動領域の能力の低さは自分の最大の欠点。一瞬にして10mほど開いた前2人との差をどうにも縮められない。。。
一度開いた差は1人では詰めることができません。とくに、強烈な向かい風の吹いた海沿いセクションでは、目一杯ペダリングをしてもジリジリと引き離されてゆくのが分かり、自分でももどかしい。
最終周回でも精一杯前を追うが、差を詰められずそのままゴール。3位。悔しくもあり、嬉しくもある結果でした。

ちなみに前を行った2人は、中学生と大学生。このオフシーズンもきちんとトレーニングを積んできたのでしょう。そして若いからこそ伸びしろが大きいのも事実。まさに「伸び盛り」とう言葉がふさわしいですね。
しかしこちらも負けてはいられませんよ。10代20代の若者に追いすがる40代中年。言葉にしてしまうとカッコ悪いけれど、それもまたいいじゃないですか。

さて帰りは浜松の名産品である鰻。鰻茶漬けといって、名古屋の櫃まぶし的なものです。いつもの面々と美味しく頂きました。
レース主管された愛知県・豊橋市のカンモーさん、充実した時間をありがとうございました!!

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