11月9日

031109 最近のライトの進化には驚かされるものがありますねぇ。その一番の原動力となっているのが、「20世紀中には実現不可能と言われていた白色LED(発光ダイオード)」が発明されたことに尽きるワケです。それでも90年代は“LED=暗い”というイメージでしたが、ここにきてどんどんと高輝度化が進み、通常の電球に迫る明るさが実現するようになりました。
 イニシャルコスト(つまり本体の値段ですね)はやや高めですが、球切れがなく消費電力が電球の1/10程度と経済的、というランニングコストの安さを考えると、もはや電球ライトの存在は風前の灯火といったところでしょうか。
 ただ、真っ暗な山の中で使っていると、ハロゲン球の方が“路面や障害物の陰影が分かりやすい”というメリットがあるのですが、そんなことを言うのはごく一部の酔狂な人だけでしょうな(笑)。きっとこれは、LEDだと限られた波長の光で照らしているというのが原因なのでしょう。
 さてさて、そんなLEDライトの新製品をひとつ。キャットアイのHL-EL120(ちなみに電池付きで1,820円です)は、コンパクトで洗練されたデザインであるのもさることながら、脱着しやすい新型バンドが採用されて秀逸な出来っす。アルカリ単三電池2本で、点減モードだと320時間も作動するらしいです。さすがにコレだけでは夜のオフロードツーリングには対応できませんが、サブライトとして大いに活躍しそう。もちろん市街地ならこれだけで十分な明るさです。

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