11月1日

031101 10月はなんだかバタバタと忙しくて、すっかり日記が滞ってしまいました。いよいよ今年も残すところあと2ヶ月。朝晩が冷え込むようになったからか、だんだんヒマになってきたな~。ということで復活です。この間もいろんな所に行ったり、いろんなことをしたり…と、書くようなことはあったんですけど、申しわけありませんが割愛ってことで…。
 さて、先月の最後に話題にしたチューブレスシステムですが、ようやく使ってみました。半月以上も何に苦労していたかというと、「タイヤを膨らませられない」ってことだったのだ。チューブレス用のタイヤはビードの部分がヒダ状にゴムが載っていて、“最初のひと膨らまし”がうまくいくようになっている。つまり、空気を入れる前にすでに、リムとタイヤ(のビード部)とがそれなりに密着しているから、それこそフロアポンプでも膨らませられるワケなんですね。ところがチューブドタイヤの場合は、タイヤをはめただけではリムとタイヤ(のビード部)との間がスカスカに空いてしまっていて、コンプレッサーで空気を入れてもその隙間からスースーとエアが漏れるばかり。説明書には石鹸水をとにかく使え、となっているのだけれど、石鹸まみれになりながらスースースーと空しい時間が流れてしまったのだ。
 で、結局はバルブに簡単な工作をして、より一気に大量のエアを入れるようにしたらどんなタイヤでも膨らむことが判明。いったん膨らんでしまえばこっちのもんだ。
 ということでタイヤの中に液体のラテックス(というより、エマルジョン系樹脂みたいなもの)を注入。普通の太さのタイヤなら60g~80gぐらいを入れればいいらしい。そして再びタイヤを膨らませる。3~4気圧ぐらいまで加圧したらホイールを横倒しにしてグルグル回すと、サイドウォールに無数に空いている穴をその液体が塞いでくれ、やがてエアが漏れなくなる、という仕組みである。
 今回やってみたのは、マヴィック・クロスマックス×マキシス・フライウエイト330(26×2.00)、クロスマックス×シュワルベ・スキニージミー(26×1.90)、そしてアラヤ・RM940×シュワルベ・スキニージミー(26×1.90)の3パターン。
 どれも膨らませた直後は、タイヤの至る所から白い液体がにじみ出ていたのだが、一晩置くと漏れが少なくなっていた。
 今のところ、チューブレスタイヤは種類もまだ限られてしまうし、どれも重たい。一部に軽量なチューブレスタイヤも出てきてはいるけれど、パンクしやすいというデメリットが出てしまっている。この“ノーチューブ”システムを利用すれば、好きなタイヤを使えるほか、チューブレスタイヤに予め入れてパンク防止剤としても活用出来そうだ。
 デメリットは、タイヤを外すと内側がベタベタになっているということですね。気軽なタイヤ交換ができなくなってしまうから、オンロード用、ツーリング用、レース用…などと用途に応じてタイヤをはめ変えている人には向きませんな。

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